柏の葉キャンパス ここがすごい! PR

柏の葉かけだし横丁のコンセプトがすごい

かけだし横丁のコンセプト)
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柏の葉キャンパス駅改札を出て、線路沿いを守谷方面へ歩いて約1分。

TX高架下に軒を連ねる20軒弱の飲食店街が「柏の葉かけだし横丁」です。

ここはお酒を楽しむ場がほとんどなかった柏の葉キャンパス駅前にできた待望の飲み屋街。

2018年9月にオープンしてしばらくは、多くのお客であふれにぎやかでした。

しかし約1年数カ月後、新型コロナウィルス感染症が始まりその影響をもろに受けました。

非常事態宣言やまん延防止等重点措置が出される中、ほとんどの店は休業となり中には閉店してしまう店舗も出てきました。

しかしここに集まった店主は、この横丁が掲げるコンセプトに賛同して出店した人達です

このコンセプトはコロナ騒動以前に作られたものですが、騒動が落ち着いた後にこそ大切にしていきたい考え方です

今回の「柏の葉キャンパス ここがすごい!」では、かけだし横丁のコンセプトを紹介します。

柏の葉かけだし横丁のコンセプトがすごい!

1. 柏の葉の街づくりの一環として、地域の新しいコミュニティや賑わいを生み出すことを目指す

2. 誰もがカウンターの店主や、顔見知りのお客様、偶然知り合ったお客様と語らい、新しい賑わい屋コミュニティが生まれることを目指す

3. お店は街の人々にとっての止まり木、店主は街の人気者としてコミュニティの核になっていただく

柏の葉かけだし横丁のコンセプト

2018年初めに「かけだし横丁」工事現場の壁に店主募集のポスターが貼りだされました。

「かけだし横丁」は3~6帖という狭い店舗を並べた屋台のような作りですが、なぜそのような形となったのかが分かるコンセプトが赤枠部分に書かれていました。

写真が不鮮明で読みづらいので以下に文章を抜粋します。

先進的なコミュニティ活動が活発な街づくりが進むTX柏の葉キャンパス駅の周辺の「柏の葉スマートシティ」その新たなコミュニティづくりの取り組みとして、駅北側の高架下に「屋台」をモチーフとした飲食店街が誕生します。(2018年6月第一期開業予定)
店舗は約3坪から6坪。カウンター越しのコミュニケーションを大切にします
この街で「暮らす人」、「働く人」、「学ぶ人」、そして「訪れる人」、誰もがカウンターの店主や、顔見知りのお客様、偶然隣り合ったお客様と語らい、新しい賑わいやコミュニティが生まれることを目指します
お店は、街の人々にとっての止まり木店主は街の人気者としてコミュニティの核になっていただきます

店主は街の人気者としてコミュニティの核になる

出店者にここまで求めるのかと感心したことを思い出します。

また募集条件が書かれたチラシには、下線付きの赤字で強調された1文が書かれていました。

かけだし横丁ちらし

こちらも写真が不鮮明で読みづらいので以下に文章を抜粋します。

【契約に関する特記事項】

店主(店長)は主体の店舗群がコンセプトのため、「店主(店長)が必ず店頭に立ち、接客すること=店長不在時は休業とすること

ここ数年で社会状況がすっかり変わってしまったので、この一文がどこまで厳しく求められているのかは分かりません。

しかし「かけだし横丁」のHPにある現時点の募集要項にも「店主が接客することがコンセプトなので、店主在席のもとで営業してください」と書かれています。

つまり開業当時も今も「店主は街の人気者としてコミュニティの核になる」というコンセプトは変わっていないようです。

「かけだし横丁」に店を出している店主は、柏の葉の新たなコミュニティづくりというコンセプトを実現しようと集まった人たちなのです

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かけだし横丁のHPの店舗紹介ページには店主の名前・ひとこと・趣味などが書かれた店主紹介が載っています。また店主の接客でお店を検索することができる(元気に明るいタイプ、やさしく丁寧な対応、職人タイプ)のも面白いですね

かけだし横丁のWEBはこちら⇒



店内での飲食を好まない人には

テーブル席

かけだし横丁は狭い店内で店主や客同士で語らえるのが魅力」だとしても、中にはそういった飲み方を好まない人や、仲間同士でお酒を楽しみたい人もいます。

そのため「かけだし横丁」では店内以外にも飲食ができる場所を用意しています。

その一つが店の前にテーブル席です。

この席はどの店のお客も好きなところに座ることができ、別々の店で注文した飲食を楽しむことができます。

開放的な上に、犬を連れたお客さんも車椅子のお客さんも使えるため自由度があります。

しかしテーブル席の弱点は天気によって環境が一変してしまうことです

天気でデメリットとなるものの一つは「寒さ」です。

高架下は基本的に日陰のため、天気が悪い日や冬の間は寒さがきびしくなります。

対応策として冬の時期にはストーブ付きの「かけだし横丁別館」をOPENさせたり、テーブルにこたつ布団をかけている店もあります。

とはいえ寒い日の外での飲食はどうしてもお客が減ってしまいます。

天気でデメリットとなる二つ目は「」です。

雨が降るとテーブル席には雨が吹き込み使えなくなります。

雨に対する対応策は取られておらず、雨が降ったらテーブル席は使えなくなります。

一方で「晴れた日」や「暖かい日」のテーブル席での飲食はとても気持ちがいいものです。

高架下を吹き抜けるさわやかな風を感じながら、目の前の歩道を歩く人とも一体となれるような距離感を感じながら飲み食いする解放感は「かけだし横丁」ならではの楽しさです

テラス席

「テーブル席」は天気の影響を受けるため、店内以外にも飲食ができる場所として各店舗が活用を進めているのが「テラス席」です。

テラス席は店の裏側にあり店を通り抜けたところにあるため、「かけだし横丁」に初めて訪れた人は気づかないかもしれません。

元々「テラス席」は上の左側の写真の通りOPENエアでの活用を計画されていました。

しかし天気の影響をできるだけ避けるため各店とも右の写真のようなテントを設置し、テントの中にはストーブだけでなくエアコンをつけている店もでてきています

道沿いにテントが並ぶ景色は、柏の葉のイメージと合わないと最初は思っていました。最近は見慣れたこともあり「柏の葉を代表する景色の一つ」と思えてきました。暖かい季節になって、たくさんの人でにぎわうかけだし横丁で飲むのが楽しみです